県北地方などで2024年度に生産・出荷された桃の売り上げ高が、これまでで最高となったことがわかりました。

JAふくしま未来によりますと、福島市や伊達市、桑折町などの管内で今年度に出荷した桃の売り上げ高は約80億円2700万円で、2023年度より約8億円増え、過去最高となりました。

主力品種は、売り上げの半分近くを占める「あかつき」で、2024年は自然災害が少なく、天候にも恵まれたため果実が順調に生育し、1キロ当たりの平均価格は654円と2023年度よりも45円上がったということです。

JAふくしま未来の数又清市代表理事組合長は、「県産桃の県内外へのPRと数年先を見据えた産地形成に力を入れていきたい」と話しています。