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自民・丹羽秀樹議員が“小噺”質問 予算委員会のピリピリムードが和やかに…

2025年2月26日 22:11
自民・丹羽秀樹議員が“小噺”質問 予算委員会のピリピリムードが和やかに…

与野党の攻防が続く衆議院予算委員会で自民党の丹羽秀樹議員が質問に絡めて披露した“小噺”がピリピリムードを和ませる一幕がありました。

26日の衆議院予算委員会で質問に立った自民党の丹羽秀樹議員、2026年に愛知県と名古屋市で共催するアジア大会とアジアパラ大会を取り上げましたが、「スポーツは健康につながる」との発言から“小噺”のような質問を繰り出し、委員会室内が笑いで包まれました。

自民党 丹羽秀樹衆院議員「私もスポーツっていうわけじゃないんですが、ウォーキングが趣味でして、かつてウォーキングで13キロ3か月でやせまして。ずいぶんやせたんですよ。それで私の友人の奥さんが乗馬がいいって教えてくれたんですよ。乗馬で1週間で10キロやせたって言うんですよ…馬がですよ。馬が」

続いて丹羽議員は自民・公明・維新の3党が合意した高校無償化について「社会全体でどのように人材育成に取り組むかを考えるべきだ」と訴えましたが、その際も自らの子どもに関する“小噺”を交えて質問しました。

自民党 丹羽秀樹衆院議員「うちの子も高校生なんですが、勉強しないんですよね。このあいだの夏もずっと家で遊んでばっかりだったんで、さすがに私は父親として怒りまして『子どもの仕事は勉強だぞ』って言ったんですよ。そうしたらうちの子どもが『パパはそう言うけど僕は仕事を家に持ち込まないから』と言われました」

さらに丹羽議員は質問の最後も小噺で締めくくりました。

自民党 丹羽秀樹 衆院議員「私も高校時代勉強しなかったんですよね。本当に成績が悪くて月2回は母親が学校に私と一緒に呼ばれまして指導室みたいなところで先生に叱られた記憶がありまして、最後の方は先生に『あー、このままいくと丹羽君は学校のゴミのような・・・』ということを言われて、うちの母親がそれ怒りまして『先生はそうおっしゃいますが、秀樹はわが家の“ほこり”です』と言いましてですね。それ一緒なんじゃないかと思って」

少数与党の中、政府への厳しい追及が続いている衆議院予算委員会ですが、丹羽議員の異色の質問で一時的に和やかな空気に包まれました。

最終更新日:2025年2月26日 22:27