読売グループ本社・渡辺恒雄主筆「お別れの会」高円宮妃久子さま惜別 長嶋茂雄さん、王貞治さんら献花
去年12月に98歳で亡くなった読売新聞グループ本社、渡辺恒雄・代表取締役主筆の「お別れの会」が東京都内のホテルで行われています。
「お別れの会」には高円宮妃久子さまをはじめ、生前、渡辺恒雄氏と親交のあった政界や経済界、スポーツ界などの関係者が参列しています。巨人終身名誉監督の長嶋茂雄さんやソフトバンク球団会長の王貞治さんも献花に訪れ、別れを惜しみました。
ソフトバンク球団会長・王貞治さん
「自分の人生を生き抜いた人という感じがします。今になってこうなってみると、ありがとうございましたという言葉しかないですね」
石破首相
「(渡辺氏は)民主主義の発展のためには健全な言論がなければならない、そういうジャーナリストとして強い使命感を持っておられた」
岸田前首相
「(去年8月の退陣表明・記者会見直後)ねぎらいの言葉をいただきました。スパッと、気持ちよく辞めた、あんたらしい辞め際だという言葉をいただいたと記憶しています」
キヤノン・御手洗冨士夫会長
「巨星墜つと。ついにと思って非常に残念に思いました。ぜひ高いところから、日本の行方を見ていてください」
会場には、「終生一記者」を貫いた渡辺氏を物語る品々などが展示されています。渡辺氏は読売新聞で政治部長、論説委員長などを歴任。1985年に主筆となり、1991年に社長に就任しました。また、プロ野球「巨人」のオーナーも務めました。