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全国でも珍しい!1年中収穫できるイチゴがビールとコラボ…そのお味は?【福島】

2024年6月5日 18:49
全国でも珍しい!1年中収穫できるイチゴがビールとコラボ…そのお味は?【福島】

1年中収穫できる珍しい「四季成りイチゴ(夏秋イチゴ)」


福島県猪苗代町では、全国でも珍しい夏から秋を中心に1年中収穫できる「四季成りイチゴ」が栽培されています。この「イチゴ」の魅力をさらに広めるため、新たなコラボ商品ができました。

夏も比較的涼しく、避暑地としても知られる猪苗代町。その気候を利用して作られているのが、夏から秋を中心に1年中収穫できる「四季成りイチゴ」で、別名「夏秋イチゴ」です。一般的に、イチゴは冬から春にかけて栽培されますが、ここ猪苗代町は全国でも珍しく、夏でもイチゴが栽培できる環境が整っています。町ではこの新たな特産をさらに売り出していこうと新たな商品が誕生しました。取材したのは「猪苗代地ビール館」。

イチゴとビールの掛け合わせ!そのお味は?


磐梯山から湧き出る水と、ドイツ産の麦とホップを使ったこだわりのクラフトビールの数々が人気ですが、ここでは町で栽培されたオリジナル品種「高原のイチゴ猪苗代プレミアム」を使ったクラフトビール「ストロベリーエール」も作られています。イチゴが使われているとすぐに分かる赤みのある見た目が特徴です。ビールに使用したイチゴは甘みが非常に強いのが特徴です。

■平瀬史敦記者
「口当たりはビールという感じですが、飲んだ後に口の中にイチゴの香りが凄く広がります」

■猪苗代地ビール館 五十嵐悠さん
「観光客やインバウンドの方がたくさん訪れるようになり、そういった中で地元の素材を使ったビールができないかなと考えていたのがきっかけです」

ビール本来の苦みを生かしながら、イチゴの風味が楽しめる仕上がりにしていて、普段ビールを飲まない人でも楽しめるお酒です。

■猪苗代地ビール館 五十嵐悠さん
「我々が作っているクラフトビールは、素材と掛け合わせて、その土地ならではのビールを作るというところに良さがあると思うので、今後もそういった特産品とコラボして魅力を発信していけたらと思う」

この「ストロベリーエール」は「猪苗代地ビール館」や「道の駅猪苗代」で販売されていて、その人気が徐々に高まって来ていると言うことです。