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「なくすわけにはいかない」郡山市の伝統野菜 阿久津曲がりねぎの収穫 今が最盛期 福島県

2024年12月3日 18:37
「なくすわけにはいかない」郡山市の伝統野菜 阿久津曲がりねぎの収穫 今が最盛期 福島県
3日朝の郡山市でやわらかな日差しのもと行われていたのは、ネギの収穫です。

郡山市の伝統野菜=「阿久津曲がりねぎ」は、夏に一旦、ネギを掘り起こして斜めに植え替えることで弓なりに曲がった形になり、甘く柔らかく育つんだそうです。

ネギの葉に黄色い枯れ葉が現れると収穫時期のサインで、11月から始まった収穫は今が最盛期です。

■阿久津曲がりねぎ保存会会長 橋本昌幸さん
「今年も例年通り美味しく食べられるように出来上がっている」

生産者の橋本さんは、全国の産地からネギが集まるイベント「全国ねぎサミット」に参加し、そこで焼いた「阿久津曲がりねぎ」などを提供すると、行列ができるほどの人気だったと言います。

■阿久津曲がりねぎ保存会会長 橋本昌幸さん
「「ここのネギが一番うまい」というお客さんがいっぱいいた」

生産者の高齢化が進み、収穫量の減少が課題となるなか、お客さんの喜ぶ声がやりがいだといいます。

■阿久津曲がりねぎ保存会会長 橋本昌幸さん
「やはりこの阿久津曲がりねぎ、なくすわけにはいかないというのが心の中にあるので、来年も今年以上の作柄にしたいと思って頑張っている」

収穫は、2025年2月まで続きます。
最終更新日:2024年12月3日 18:37