暑い夏だからこそ食べたい!冷たくておいしい…注目の“ひんやりグルメ”を紹介・福島県
気温が30度を超える厳しい暑さが続く福島県内。
夏バテしないためにも、しっかり食べて英気を養いましょうということで県内のひんやりグルメに注目します。
まずは、会津若松市、暑い日には食べたくなる“かき氷”です。
「田伝夢思」の自慢は、この会津産のトマトを1個半ぜいたくに使った、かき氷です。
今が旬の「会津トマト」。会津盆地特有の昼と夜の寒暖差を生かして作られ、味は濃く、しっかりとした甘みが感じられるのが特徴です。
お店の農園で作ったトマトをぎりぎりまで完熟させ、一番おいしい状態で提供しています。
■田伝夢思 渡部 和也 店主
「トマトのフレッシュ感や凝縮されたうま味をお客さんに感じ取ってほしく真心込めて作っている」
トマトシロップをたっぷりかけて最後にマンゴーをトッピングするぜいたくなかき氷。
試食した記者によると…トマトが甘くてふわふわな氷とよく合い、トマトとかき氷の組み合わせは初めて食べたがさっぱりしていて暑い夏にぴったりなんだそう。
ちなみに…かき氷のトマトは、食品ロス削減につなげるため、味や品質は変わらない規格外のものを使っています。環境にもやさしいかき氷なんです。
■田伝夢思 渡部 和也 店主
「これからますます暑くなると思うが、トマトのかき氷はじめ各フレーバー用意しているので、ぜひ皆さんお召し上がりいただいて、少しでも夏バテの解消になればなと思う。」
県内で楽しむひんやりグルメ、続いては、福島市。
ラーメン店「麺や うから家から」で提供しているのが…冷たいスープと麺が味わえる“夏限定のラーメン”です。
冷やしラーメンといえば、あっさりとした油や塩のイメージがありますが、こちらでは、全国でも珍しいという味噌味の冷やしラーメンなんです。
スープは、20年以上熟成させた桑折町の「木桶味噌」と本宮市の「田舎味噌」に9種類の香辛料などをブレンドして作っています。
なかでも、おいしさの決め手が…
■麺や うから家から 菊地 久枝 女将
「つくる時に冷たい冷たいと思いながら、麵をしっかりしめること」
茹でた、手もみちぢれ麵を氷水でしっかりと冷やして仕上げているんです。
まさに材料にこだわりぬいた逸品です。
試食した記者によると…スープはあっさりしてるけど、コクがあって、味噌の旨みが凝縮されている感じ。
冷たくてとても美味しいんだそう。
■麺や うから家から 菊地 久枝 女将
「食欲がなくても、さらさらっとのどごし良く、あっという間に完食できて、汁も飲み干したいくらいのおいしさがあるので、隠し味も探してもらいながら、暑い日でも食べられる一杯」