「世界でうちだけ」福島が誇る“桃”づくしのフルコース 寿司にもお肉にもすべてに“桃”
福島が誇る、あの果物をふんだんに楽しめる宿泊プランが、福島市の温泉旅館にあります。
「世界でここだけ」とうたう、そのプランに注目しました。
福島市の果樹園、この時期を代表する果物といえば、桃です。
今年も桃は順調に育ち、収穫の最盛期はまもなくだそうです。
■まるせい果樹園 佐藤清一 社長
「天気もすごく良く、雨もほどよくあって、味的にはすごくおいしいとお客様に言っていただいている」
福島が誇る桃を存分に味わってもらおうと…福島市の旅館では特別な宿泊プランが企画されています。
■吉川屋 畠正樹 社長
「桃尽くしの和食の会席のフルコース。一品一品すべてに桃を使っている世界でうちだけのコース」
福島の桃をふんだんに使った創作料理のコース、その名も「桃会席」です。
料理を見てみると、デザートはもちろん桃です。
一方で、ちらし寿司にも桃…さらに黒毛和牛にも桃と宿泊時の夕食、一品一品に福島の桃が使われている、まさに「桃づくし」のプランなんです。
■吉川屋 秋田克志呂 総料理長
「桃の料理を出せたらいいなと前々から考えがあり、創作しながらやってみたというのが最初」
旅館のスタッフや桃農家と話し合いながら、約1年、試行錯誤を繰り返し、完成させました。
なかでも、自慢はこの桃と黒毛和牛をつかったお肉の料理。
特有の香りと風味を付けるため、お肉と桃はいぶしています。
黒毛和牛のローストビーフに重なった、福島の桃。創作料理は、桃の甘みと香りを生かしたものばかりで桃好きにはたまりません。
■吉川屋 畠正樹 社長
「旅館ということで、和食の職人が手をかけると桃のいろいろな調理法で桃のいろいろな顔をみることができる。果物の土地だからこその旬のおいしさを味わっていただきたい」
吉川屋の「桃会席」は、8月31日までの期間限定の特別プランです。