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東日本大震災から14年…フラガールたちが“伝える”特別授業 福島

2025年3月10日 18:31
東日本大震災から14年…フラガールたちが“伝える”特別授業 福島

11日で、東日本大震災から14年です。県内各地は陽気に包まれる中、震災を伝えるイベントも開催。

高気圧に覆われ良く晴れた10日の県内。

■王国屹記者リポート
「福島市は青空が広がり、冬のコートがいらないほどの暖かさを感じます。手元の温度計は16.6度を示しています。」

朝は風が冷たく感じましたが、日中は春を感じる陽気で各地、気温が上がりましたね。日中の最高気温は福島市で12.7度など3月中旬から下旬並みとなった所が多くなりました。福島市では、公園で遊ぶ人や散歩を楽しむ人の姿などが見られました。

■訪れた人は
「春らしくてすごいぽかぽかしてて、とても気持ちいい」「暖かくなると家族でいっぱい遊べるようになるので、楽しみ」

一方で、11日は東日本大震災から14年です。

■フラガール AREIさん
「教室にあった水槽の水が全部こぼれてしまうくらい大きな地震でした」

子どもたちを前に14年前の記憶を語ったのは「スパリゾートハワイアンズ」のフラガールたちです。中島村の小学校では10日、フラガールたちが特別授業を行いました。いわき市の常盤音楽舞踊学院創立60周年を記念したプロジェクトで、震災を知らない世代にその教訓を伝えようというものです。震災当時小学生だったフラガールの2人がその時に感じた恐怖や家族で支え合った経験。そして日頃の備えの大切さについても話をしました。授業の後半にはフラダンスの体験も行われ、子どもたちが音楽に合わせて楽しそうに踊りました。■滑津小学校6年・鈴木来夢さん
「一人ひとりが対策を考えてみんなが防災の意識を高めることが大切だと感じました」

最終更新日:2025年3月10日 18:31
    福島中央テレビのニュース