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「上がり続けている」1日約10㎏のニンニク使用…「台湾ラーメン」店の大きな悩み 福島

2024年7月19日 18:53
「上がり続けている」1日約10㎏のニンニク使用…「台湾ラーメン」店の大きな悩み 福島
様々なモノの値段が上がり家計や飲食店にとっては厳しい夏となっていますが、夏を乗り切るために欠かせないあの食材にも影響が広がっています。

郡山市のラーメン店「味世」。看板メニューは、辛さとうま味が凝縮された「台湾ラーメン」です。辛い物が食べたくなる夏にもぴったりのメニューですが、店は今、大きな悩みを抱えています。

■平瀬史敦 記者リポ―ト
「こちらのラーメンには、にんにくやニラ、豚ひき肉といったたくさんのスタミナ食材が使われています。実は今その食材の価格が高騰しているんです」

夏バテに効くニンニクや豚肉などのいわゆる「スタミナ食材」。こちらの店では1日およそ10キロのニンニクを使いますが、去年と比べて10%ほど値上がりしているといいます。また、豚ひき肉やニラなど、台湾ラーメンに欠かせないスタミナ食材の価格も相次いで高騰していて、店にとっては厳しい状況です。

■味世 鈴木 秋雄さん
「コロナ以降、(価格が)全然下がっていないような状況で、上がり続けているような状況」

店では食材を1度に大量に仕入れることで、コストを削減し、なんとか値上げせずにラーメンを提供しています。ただー

■味世 鈴木 秋雄さん
「この状態でどんどん高くなっていくとやっぱり値上げせざるを得ないような状況になっている」

スタミナ食材の相次ぐ価格高騰。今後も影響は続きそうです。