福島市で最盛期を迎えていたのが「凍み豆腐づくり」です。ずらっと凍み豆腐が並んでいる光景は、冬の風物詩です。斉藤吉光食品では朝から近所の人も手伝い、凍み豆腐を編みつけたり、完成したものを袋詰めする作業が進められていました。

凍み豆腐を乾燥させる時に厄介なのが「雨」。この日も取材中に雨が降り始めると、凍み豆腐が濡れないよう急いでシートを被せていました。

冬の冷たい風の中、1週間ほど乾燥させることで、なめらかな食感かつ風味豊かな味わいに仕上がるということです。

■斉藤吉光食品 斉藤利幸 さん
「急激な寒さが来てくれて上々の出来になるのでは。食べ方はいろいろあるので皆さんのアレンジにお任せしたい」

凍み豆腐づくりは1月末まで続き、完成した凍み豆腐は福島県内のスーパーに並びます。