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「早い解散」「みんなが潤うような政治を」福島県民の声 衆議院が解散 事実上の選挙戦スタート

2024年10月9日 18:35
「早い解散」「みんなが潤うような政治を」福島県民の声 衆議院が解散 事実上の選挙戦スタート
衆議院が、10月9日に解散し、10月15日には、衆議院選挙が公示されます。10月27日の投開票に向けて、事実上の選挙戦がスタートしましたが、はたして県民は今回の解散をどう見ているのでしょうか。

衆議院が10月9日に解散し、10月15日の公示を前に事実上の選挙戦がスタートしました。10月27日投開票の「超短期決戦」となる今回の衆議院選挙。県内の立候補予定者もすでに臨戦態勢に入っています。

今回の選挙の「争点」を聞くと…

■福島1区立候補予定・自民・亀岡偉民氏
「この選挙で何としても多くの有権者の皆さんにもう一回、信頼を得られるような選挙にしていきたいと考えている。真の復興を成しえるためのこれから1番大事な時期なので、それらをしっかりやれるように訴えていきたい」

■福島1区立候補予定・立憲・金子恵美氏
「やはり政治とカネの問題を幕引きをさせてはいけないし、政治を市民の皆さんと一緒に市民の手に取り戻す。そういう選挙戦、戦い方をしたいと思っている。やはり政治改革」

一方、県民は今回の解散をどう見ているのか?福島市の飲食店からは…

■ローゼンケラー 小林 篤子さん
「総裁選が終わって、すぐにも解散というのはどう考えても早いかなと。今一番問題になっている裏金問題もあるし、いっぱい(やるべき)課題があるのではないかという思い」

その上で、選挙の「争点」については、飲食店も直面する「問題」を挙げます。

■ローゼンケラー 小林篤子さん
「物価高対策。すべてのものが値上がりして、店の利益が減り、お客さんには負担かけたくないし(物価)上がったから値上げすることはできないので、みんなが潤うような政治を行ってもらいたい」

そして、震災と原発事故の被災地=大熊町。解散の様子を見た伏見明義さんが率直に感じたことは…

■大熊町 伏見明義さん
「早い、早い解散ですよね、これからどうなるんだか選挙の結果をみないとわからないんですが、自民党は厳しくなると思う」

一方、被災地にとって欠かせないテーマの一つが「復興」です。伏見さんは、今回の選挙でも福島の復興をどう進めていくのか、与野党がしっかりと政策を打ち出してほしいと考えています。

■大熊町 伏見明義さん
「復興を早く進めてほしい。復興は進んでいるが、人が集まるのはまだまだだと思う。復興は大事なのでこっちのほうに予算を回してほしい」

「超短期決戦」となる今回の衆院選、果たして有権者はどのような審判を下すのでしょうか。
最終更新日:2024年10月12日 17:03