トランプ大統領「ほとんどが無実だった」 議会襲撃事件で訴追された支持者らを擁護 就任後初のTVインタビュー
アメリカのトランプ大統領は22日、就任後はじめてテレビのインタビューに応じました。2021年の議会襲撃事件で訴追された自身の支持者らは、「ほとんどが無実だった」などと擁護しました。
トランプ大統領は22日、FOXニュースのインタビューに応じ、大統領令で恩赦を与えた2021年の議会襲撃事件で訴追された自身の支持者らについて、「ほとんどの人が完全に無実だった」などと主張しました。
トランプ大統領「彼らは史上最悪の犯罪者のように扱われた。彼らは選挙が不正選挙だと知っていたから抗議した。投票に抗議することは許されるべきことだ」
恩赦をめぐってはロイター通信などが実施した世論調査で、58%が恩赦すべきでないと回答するなど、批判が出ていますが、改めて擁護しました。
また、中国系の動画投稿アプリ「TikTok」の安全保障上の懸念について問われると、「中国にとって、ばかげた動画を見る若者をスパイすることが重要なのか」と述べ、懸念には当たらないとの認識を示しました。
その上で、中国がアメリカで使用されるパソコンや電話などを製造していることの方が脅威ではないか、と指摘しました。