茨城の施設で分析へ…燃料デブリ輸送の準備進む 福島
福島第一原発では、取り出しに成功した燃料デブリを分析施設に輸送するための準備が進められています。
福島第一原発の2号機では、9月から釣りざおのような装置を使いデブリの試験的な取り出しが進められていました。
採取したデブリは運搬用のボックスに収納され、11月7日に一連の作業が完了しています。
デブリは今後、茨城県の施設で分析が行われます。
輸送に向け8日午前9時からデブリの水素濃度を測定するなど準備を進めています。
今回取り出したデブリは、大きさは5ミリ程度で数グラム以下とみられますが、分析することで、どこを経由して溶け落ちたかなどがわかるということです。
最終更新日:2024年11月8日 12:05