6日午前11時半ごろ、東北新幹線のはやぶさ・こまち21号が［上野～大宮］間を走行中に連結部分が分離し、自動ブレーキが作動して停車しました。

この影響で［上野～大宮］間を通過する東北・秋田・山形・上越・北陸新幹線の上下線で運転を見合わせていましたが　午後2時23分にこまち21号が大宮駅までの運転を再開しました。

JR東日本によりますと午前11時半にトラブルのあった東北新幹線のはやぶさは10両で441人が乗車。こまち21号は7両に201人が乗車して、西日暮里付近に停車していましたが、午後2時23分、こまちが乗客を乗せたまま大宮まで向かいました。
はやぶさも午後2時34分に運転再開しましたが、大宮以北は運休し、乗客には後続列車への乗り換えを案内するということです。

東北新幹線は2024年9月19日にも盛岡・秋田行きの「はやぶさ・こまち6号」が、宮城県の［古川～仙台］間を時速315キロのスピードで走行中に、連結器が外れ緊急停止するトラブルがありました。

JRは連結器を強制的に分離するスイッチの裏側から金属片がみつかり、この影響で誤作動した可能性が高いと発表し、連結運転を行う全新幹線の点検を行っています。