6日昼前、東北新幹線が上野・大宮駅間を走行中、車両の連結部分が分離するトラブルがあり、約3時間運転を見合わせました。
JR郡山駅前から中継です。（午後3時50分ごろ）

■平瀬記者
「東北新幹線の運転再開から1時間以上が経ちました。
いまは駅前は落ち着きが戻っていますが、再開した直後は、改札に駆け込んでいく人もいたということです。
私は、新幹線が運転見合わせた直後に駅前で取材したのですが足止めされた利用客からは困惑の声がきかれました。」

JR東日本によりますと、午前11時30分ごろ上野・大宮駅の間を走っていた東北新幹線「はやぶさ・こまち21号」の連結部分が分離し緊急停車しました。けが人はいないということです。
このため東北新幹線は東京・新青森の上下線で一時、運転を見合わせたほか、上越・北陸など他の新幹線も運転を見合わせることになり影響が広がりました。
乗客によりますと運転再開の見込みが立たなかったことから、JR新白河駅近くで停車した上りの新幹線では、ほどなくしてすべての乗客を降ろし在来線への乗り越えを促しました。

福島県内の新幹線停車駅では困惑の声がきかれました。
■名古屋から出張した男性
「なかで止まりましたね。新白河のあたりで停車して50分くらい停車して、ここ（郡山駅）で降ろされたって感じですね」
■静岡から仙台に行く途中だった母親
「仙台まで行こうと思っていたんだけど、新白河のあたりで止まっちゃった」

東北新幹線の連結部分が走行中に分離するトラブルは2024年9月にも発生していて今回が2度目です。
東北新幹線は午後2時半ごろに運転を再開しましたが、ダイヤに大幅な乱れが生じています。