いわき市の女性の自殺を手助けしたとして、逮捕された男はSNSを通じて女性に接触したとみられることがわかりました。

自殺幇助の疑いで送検されたのは福島市の無職、岸波弘樹容疑者36歳です。岸波容疑者は先月9日、いわき市に住む20代の女性が自殺するのを手助けした疑いです。捜査関係者によりますと、女性は田村市の林道で、車内で練炭を燃やして自殺し、岸波容疑者は女性が自殺するために使用する道具を事前に用意したとみられています。また、岸波容疑者はSNSで自殺をほのめかす女性の投稿を見て、メッセージのやり取りをはじめ、事件前に直接会っていたとみられることがわかりました。調べに対し、岸波容疑者は「自殺するのを手助けしたことに間違いない」と容疑を認めています。