給食でクジラ肉の「竜田揚げ」が登場!節分に大きなものを食べて邪気を払う習わし 山口・長門市
山口県内の一部の地域では節分に大きなものを食べて「邪気を払う」習わしがあり2月2日の節分を前に下関市と長門市できょう、クジラ肉を使った給食が出されました。
このうち長門市の明倫小学校では給食を前に3年生が長門市クジラ資料館の山田功平・館長からクジラについて学びました。
(長門市くじら資料館 山田功平 館長)
「オスクジラとメスクジラを分けるときはメスクジラは、皆さん難しいが…オスとメスの漢字が違う」
節分に大きなものを食べて「邪気を払う」習わしがあり、山陰側ではクジラ肉が重宝されている地域もあるそうです。
捕鯨のまち、下関市と長門市では毎年、節分を前に給食でクジラ肉を使ったメニューが振舞われています。給食ではニタリクジラを使った「竜田揚げ」が出されました。
(児童は)
「かつ丼みたいなもの。よく食べるんです。2合食べるんです」
「世界一クジラおいしい」
「噛むと味が出てくる気がする」
「家でも食べたいしどこかに行ったら買いたい」
31日は下関市と長門市の小、中学校およそ80校と4つの幼稚園でクジラ肉を使った給食が出されました。