放射性物質を吸着した「土のう」回収に向けてJAEA楢葉遠隔技術開発センターで訓練
東京電力は福島第一原発にある高線量の「土のう」の回収に向け、JAEA楢葉遠隔技術開発センターでの訓練の様子を公開しました。
福島第一原発の1号機から3号機のそばにある2つの建物の地下には事故後に汚染水がためられています。
汚染水には放射性物質を吸着する鉱物が詰められた「土のう」が投入されましたが、その一部で劣化が進んでいることから東京電力は今後、回収する計画です。
遠隔で機械を操作し、汚染水の中にある「土のう」を金属製の容器に封入する計画で、JAEA楢葉遠隔技術開発センターでの訓練の様子が公開されました。
東京電力は高線量の「土のう」の回収について早ければ25年1月にも着手するとしています。
最終更新日:2024年12月14日 13:26