福島県内は15日から16日にかけて、各地で火事が相次ぎました。

このうち喜多方市では15日午後、男性（75）が住む3階建ての住宅で外壁を焼く火事がありました。

白河警察署管内では2件の火災が発生しています。白河市で15日夕方にビニールハウス1棟を焼く火事があったほか、15日午後8時過ぎには矢吹町で男性（40）が住む木造2階建ての住宅1棟が全焼する火事が発生しました。

新地町でも15日午後8時ごろ、木造平屋建ての空き家から出火し、全焼する火事が発生しています。火は一時、近くの林にも燃え移ったということです。

16日になっても火事の発生が確認されています。いわき市遠野町で午前10時半過ぎに下草や立木を焼く火事が発生しています。

16日の県内は、雨や雪が降っていて乾燥はないものの、中通りと浜通りで強風注意報が発表されています。住宅火災の火が近くの森林に燃え移ると、山火事につながる恐れもあります。火の取り扱いには注意するようにしましょう。