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福島県内に暴風や暴風雪警報も 在来線が終日運転見合わせなど交通機関にも影響

2025年2月13日 12:08
福島県内に暴風や暴風雪警報も 在来線が終日運転見合わせなど交通機関にも影響
福島県内では西よりの風が強まり、交通機関などに影響がでています。低気圧が急速に発達しながら北海道の東に進み、西よりの非常に強い風が吹いています。

浜通りに暴風、中通りに暴風雪警報が出され、いわき市では最大瞬間風速25
メートルを観測しました。

この影響で、JR常磐線の「ひたち」いわきから仙台間が、磐越東線(いわきから郡山)、磐越西線(磐梯熱海から津川・新潟)、只見線(会津若松から大白川・新潟)、奥羽本線(庭坂から米沢・山形)東北本線(白河ー郡山)の在来線が終日運転を見合わせます。

■街の人は
「めっちゃ困ります。(風が)めっちゃ強いです、過去一」

予想される最大瞬間風速は、浜通り・中通りが30メートル、会津が25メートルです。

福島第一原発では、13日から処理水を保管していたタンクの解体に着手する計画でしたが、強風のため14日以降になりました。

一方、除雪が進められている会津では風雪が強まっています。
会津若松市内では、トラックのタイヤが雪道にはまって、立ち往生するなど影響がでています。

これから再び冬型の気圧配置が強まる見込みで、山沿いでは雪崩にも注意が必要です。

2度の雪崩で県道が通行止めとなっている福島市の野地温泉では、13日にも県が除雪を再開する予定でしたが悪天候のため除雪を見合わせています。
最終更新日:2025年2月13日 12:08