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園児溺死事故 被告の広島市が全面的に争う姿勢を示す。 広島

2024年7月23日 19:03
園児溺死事故 被告の広島市が全面的に争う姿勢を示す。 広島

おととし、園児が川で溺れて死亡した事故の裁判で広島市は「子どもが保育園から抜け出せたとは言い難い」として、全面的に争う姿勢を示しました。

事故が起きたのは、おととし4月。広島市西区の保育園で大人が目を離した隙に5歳の男の子が行方不明になり、近くの川の中で死亡した状態で発見されました。

きょう、裁判所で行われた弁論準備手続きで原告側は生垣に隙間があったことや通用門の高さが不十分だったとして、保育園の過失を指摘しています。

■原告側 寺西環江 弁護士
「裁判所も言っていたが、どこからか抜け出せたので誰かが目を離すのは問題だ」

これに対し被告の広島市は生垣の隙間にはネットをかけるなど対策をしており、「園児が外に出ることが可能な状況だったとは言い難い」として全面的に争う姿勢を示しました。

【2024年7月23日 放送】