GWでかき入れ時なのに… キャベツ価格が高騰 広島のお好み焼き店悲鳴
ゴールデンウィークのいまが、まさにかき入れ時の「お好み焼き店」から悲鳴があがっています。天候不順の影響でキャベツの価格が高騰しているためです。
お好み焼きに欠かせないたっぷりのキャベツ。
いま、価格が高騰し、「お好み焼き店」に大打撃です。
■寄り家。海田店 林田昌頼 店長
「1玉200円だったのが600円という状況になってます。大量に使うものであるし、やっぱり痛いですね」
こちらの店では仕入れ価格が2か月間で3倍に。物価の高騰に加え、キャベツの価格があがったことで利益を圧迫しているといいます。
■寄り家。海田店 林田昌頼 店長
「いろんなものの値段が上がる中で野菜だけはあまり上がってこなかったので野菜が上がる事はやはり影響が大きいです」
キャベツの平年の価格との比較です。2月下旬から上昇し、4月22日の週には平年のおよそ1.7倍まで上がっています。
高騰が続くキャベツ。一体、なぜなのでしょうか。
■広印広島青果 小山隆之執行役員
「3月の低温と例年になく3月4月の降雨、雨量が多かったので、その原因で今現状キャベツの高値が続いている」
3月の低温と雨の影響でキャベツが育たず、流通量が減ったことが価格高騰の原因だといいます。
また、同様の理由で白菜などの葉物野菜や大根、にんじんの値段も上がっているといいます。
■広印広島青果 小山隆之執行役員
「今後5月の中下旬に向けては夏キャベツも今のところ予定では潤沢に出るといったような話ももらってますので、その辺で売価も下がりお客様にも適正価格で納入ができるかなと思います」
かき入れ時のお好み焼き店に打撃を与えるキャベツの高騰。もうしばらく、我慢が続きそうです。
【2024年5月2日放送】