新しい広島駅ビルの商業施設「ミナモア」のロゴデザインが6月26日にお披露目されました。考案したのは広島県呉市出身の久保章さんです。広島で活躍する10人のデザイナーの作品から選ばれました。青色で文字が波うつデザインは瀬戸内海や広島の川の「水面」を表現。アルファベットには水しぶきのような躍動感が込められています。また、シンボルマークのイメージには建物の外観と、2階に乗り入れる路面電車を取り入れたということです。

■グラフィックデザイナー 久保章さん
「みなさんの生活に溶け込んでいって長く愛される場所になってほしいという強い思いを持っています」

広島駅南口の工事は2024年6月、路面電車を乗り入れるための巨大な橋桁を設置する節目の工事がおこなわれました。駅ビルを手がける中国SC開発は工事はおよそ8割、開業準備は5割ほどの進捗としています。駅ビルは夏ごろから順次ロゴデザインを外壁などに設置し、2025年春に開業を迎える予定です。

【2024年6月26日 放送】