平和への願いが水面照らす とうろう流し
原爆投下から79年となった広島。犠牲になった人たちの霊を慰めようと、川にとうろうが流されました。
とうろう流しは、原爆ドームの前を流れる元安川で行われました。
水を求めて亡くなった犠牲者の霊を慰めようと、戦後間もなく川にとうろうを流したのがその始まりとされ、
毎年「原爆の日」に行われています。今年も市民らが記した平和への願いが水面を包み込みました。
■参加者
「核兵器のない世界が実現できたらと」
「戦争が二度と起こらないように」
「(子供が)戦いをしないように、と書いていて、親子で平和について考えられた」
およそ6000個のあかりが川を照らし、祈りの一日を締めくくりました。
(2024年8月6日放送)