広島県内は6日にかけて山地中心に大雪見込み 積雪や路面の凍結に注意
広島県内でも今季一番の寒波に警戒です。6日にかけて山地を中心に大雪となる見込みで、積雪や路面の凍結に注意が必要です。
4日朝の庄原市高野町。一面の雪景色です。子どもたちは寒さに耐えながら登校していました。
■児童
「雪があたって顔も冷たいです」
■児童
「ずっと布団の中に入っていたいくらい寒かった」
午後5時半の積雪は北広島町八幡で102センチ、庄原市高野で70センチなどとなっています。県内最大のリンゴの産地でもある庄原市。農家はリンゴの枝が折れなよう、雪に埋まった枝を取り出す作業に追われていました。
■横西屋りんご園 犬飼武さん
「いい枝が折れるとリンゴの収穫にも影響します。夜中に積もると雪を払ってまわることが出来ないのでそこが心配ですね」
広島市内でも時折雪が舞いました。最高気温は庄原市高野で氷点下2.8℃、広島市中区でも3.8℃にとどまるなど厳しい寒さとなりました。この寒波の影響は6日ごろまで続き、山地を中心に大雪となる見込みです。
【交通情報】
JR在来線は芸備線の東城と備後落合の間で、5日は終日運転を取りやめます。山陽線などは通常運転の予定ですが今後の気象状況によっては影響が出る可能性があります。また山陽新幹線も通常運転、広島空港を発着する空の便も通常運航の予定です。一方、高速道路は松江道で、三次東JCTより北は、4日夜8時以降通行止めの可能性があります。
(2025年2月4日放送)