ヒルトンが宮島口にホテルを開業予定 ポイントは価格帯 広島
広島県・宮島の対岸、宮島口に外資系の「ヒルトン」が新たなホテルの建設を予定しています。インバウンド客の取り込みが激しさを増すなか、価格の設定が注目されそうです。
■宮脇キャスターリポート
「新しくホテルが建設されるのは宮島の対岸のこちらの場所で国道2号線にも面しています。現在はこれまであった建物の取り壊しが行われています。」
アメリカに本社を置く「ヒルトン」が建設を予定するのは、宮島口のひろぎんホールディングスが保有する保養施設の跡地です。計画は、地上7階建てで、客室数はおよそ60室。国内では京都に続いて2軒目となるラグジュアリーブランドのホテルです。2028年の開業を目指しており、インバウンド需要の取り込みを狙います。
廿日市市の松本市長はきょう、国道2号の渋滞を懸念しつつも、期待を寄せました。
■廿日市市 松本太郎市長
「国際的な観光地において富裕層向けの施設の整備は観光のトレンドだと思う。地元への経済効果も含めて大きな期待を抱いている。」
予想されるのは、高価格帯のホテル。廿日市市内に4つのホテルを展開する会社も前向きに受け止めます。
■グローバルリゾート 中道崇志 社長
「高級層のホテルがたくさん来ることによって相乗効果で自分たちのホテルの 価格が上がる面もあるし、ホテル業、サービス業の給料の底上げができるのではないかと思う。」
【2024年12月10日】