旧陸軍被服支廠「被爆資料保存の拠点に」被爆者団体が要望 広島
被爆建物「旧陸軍被服支廠」を巡り、広島県内の被爆者団体が広島県庁を訪れ「被爆資料保存の拠点」として整備するよう要望しました。
県庁を訪れたのは、県被団協のメンバーら3人です。
要望書は、7つの被爆者団体の連名で国と県、市に向けたものです。
内容は「被服支廠」に被爆者団体や個人、遺族などの手元にある資料を一元的に集めて保存し「被爆資料の保存・活用の拠点」として整備するよう求めています。
■広島県被団協 佐久間邦彦理事長
「二度と戦争はしてはならないんだということをアピールすることが非常に大事かと思います」
さらに、原爆資料館と差別化した展示スペースを設けることや、資料の収集や施設の運営に被爆者団体などが参画することを求めました。