広島市の被爆建物「旧陸軍被服支廠」が国の重要文化財に指定
広島市南区にある被爆建物の「旧陸軍被服支廠」が19日、国の重要文化財に指定されました。
広島市南区にある旧陸軍被服支廠は国内最大級の被爆建物で、県が3棟、国が1棟を所有しています。
国の文化審議会は2023年11月、先駆的な技術を結集して建造された陸軍の希少な遺構であり、被爆直後に臨時救護所になるなど被爆建物としても歴史的な価値が高いことなどを評価し、重要文化財に指定するよう文部科学大臣に答申していました。
これを受けて19日、官報に告示され正式に指定されました。
(2024年1月19日放送)