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被爆医師の遺品 原爆で重傷を負いながら被爆者を治療 赤十字病院・初代院長の特別展

2024年8月7日 18:55
被爆医師の遺品 原爆で重傷を負いながら被爆者を治療 赤十字病院・初代院長の特別展

原爆投下後の広島で、被爆者の治療にあたった医師の遺品などを展示する特別展が広島市内で始まりました。

広島県医師会館で開かれているのは「竹内釼 特別展」です。広島赤十字病院の初代院長だった竹内釼さんは、自らも被爆し重傷でありながら、被爆者の治療にあたりました。

展示されている手帳には、被爆後の過酷な状況で、どのように病院を運営したかなどが記されています。竹内さんの孫が、「当時の医療現場を知ってほしい」との思いで寄贈しました。

■竹内釼の孫 竹内道さん
「核は、医者だろうと医療従事者だろうと誰だろうと無差別に破壊してしまう。医療現場の実情っていうのをみなさんに知っていただきたい」

特別展は、1年間開かれる予定です。

【2024年8月7日放送】