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無料接種の期限迫る 広島大学が子宮頸がん「キャッチアップ接種」の検討を呼びかけ

2024年9月5日 19:26
無料接種の期限迫る 広島大学が子宮頸がん「キャッチアップ接種」の検討を呼びかけ

子宮頸がんを防ぐ効果のあるワクチンについて、無料で受けることができる「キャッチアップ接種」の期限が迫っており、広島大学が接種の検討を呼びかけました。

広島大学は、学生165人を対象に実施したアンケートの結果を公表しました。子宮頸がんを防ぐワクチンの「キャッチアップ接種」は、接種の機会を逃した1997年度から2007年度生まれの女性が対象で無料。期限は2025年3月末までですが、アンケートの結果によると、72%の学生が期限を「知らない」と回答しました。また、厚生労働省によると、県内の接種率は7.5%にとどまっています。

■広島大学保健管理センター 岡本百合 教授
「子宮頸がんワクチンの場合は近い将来ではなく遠い将来なので、現実感をもって予防しようという動機づけが少なくなるという問題がある」

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■宮脇靖知キャスター
子宮頸がんを防ぐ効果のあるワクチンの「キャッチアップ接種」は来年3月末まで無料で受けることができますが、3回の接種が必要です。1回目から2回目は1か月以上あけ、3回目はさらに3か月以上あけなければならず今年度までに打ち終えるには、9月末までに初回を受けないといけません。このため、広島大学では早期の接種の検討を呼びかけています。

(2024年9月5日放送)