原爆ドーム前で観光客に刃物突いたとされる男を起訴 責任能力問えると判断・広島地検
今年3月、広島市の原爆ドームの前で観光客の男性を刃物で襲い逮捕された男について広島地検は「責任能力を問える」として起訴しました。
「暴行」などの罪で起訴されたのは、広島市の無職の男(43)です。起訴状などによると男は今年3月、広島市の原爆ドームの前で、所持していた刃渡り約17センチの文化包丁で、観光客の男性の背中を突くなどした疑いです。男は近くにいた男性の親族に止められ、男性にケガはありませんでした。
2人に面識は無く、男は逮捕時、警察の調べに対し、容疑を認めていました。広島地検は、先月までおよそ4か月間、男を鑑定留置していましたが、責任能力を問えると判断し、起訴しました。
【2024年8月7日 放送】