広島電鉄はスマートフォンなどを利用する新しい乗車券システム「モビリーデイズ」を搭載した車両を公開しました。一部の路線では、7月20日から運用を開始します。

広島電鉄が公開した車両。新たに導入する乗車券システム、「モビリーデイズ」を搭載します。利用方法はスマートフォンのアプリを立ち上げ、画面下にあるボタンを押すことでQRコードを表示させます。

■渡邊洋輔記者
「QRコードを表示させて、端末にかざすと・・・乗車することができます」

目的地に着いたら、再びQRコードを端末にかざすことで、降りることができます。

■渡邊洋輔記者
「これまで使用されていたパスピーの時は乗る時と降りる時で端末が違っていましたがモビリーデイズは一つの端末で乗り降りすることができます」

残高の「チャージ」は、クレジットカードや銀行口座振替で決済する仕組みです。スマートフォン以外にも、専用のICカードで利用することができます。

■広島電鉄 交通政策本部　大上明紀新乗車券システム推進部長
「不安なところも皆さんございましょうけども、どうか今まで同様パスピーと同様にご利用いただければと思います」

「パスピー」は来年3月でサービスを終了。モビリーデイズは広電バスの一部路線などで今月20日から開始され、9月7日からは広島電鉄の全線や芸陽バスなどで利用できます。
《2024年7月12日放送》