広島市の松井市長 「平和宣言」で、パレスチナ自治区の情勢に触れ平和の必要性を訴えると明らかに
広島市の松井市長は今年の原爆の日に読み上げる「平和宣言」で、戦闘が続くパレスチナ自治区の情勢に触れたうえで、平和の必要性を訴えると明らかにしました。
広島市役所では、平和記念式典で読み上げる「平和宣言」の内容を検討する最後の懇談会が開かれました。松井市長は来年の被爆80年を前に、平和の必要性を強調しました。
★広島市 松井市長
「来年被爆80年広島市民の平和への思いを国内外多くの人々に強く訴える」
また、国家間が疑心暗鬼に陥っているとし、若い世代が平和を訴えてほしいと呼びかけます。
「ロシアによるウクライナ侵攻の長期化やイスラエル、パレスチナ情勢の悪化により、といったような言い方で引用します」
松井市長は来月1日までに宣言をまとめるとしています。
【2024年7月9日 放送】