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実際に赤ちゃんをあやしてみたりも 鴨島第一中学校で生徒に「赤ちゃん授業」【徳島】

2024年10月10日 17:13
実際に赤ちゃんをあやしてみたりも 鴨島第一中学校で生徒に「赤ちゃん授業」【徳島】
10月10日、徳島県吉野川市の鴨島第一中学校では3年生約120人を対象に、子育てについて知ってもらおうと、徳島県が実施している「赤ちゃん授業」が行われました。

「子育て」を教えるのは生後間もない赤ちゃん。

(生徒)
「12週しただけでこんなになるんやね」
「倍以上」
「何倍にも大きくなってるな」

生徒たちは妊娠後期の妊婦を疑似体験できる約7kgの「妊婦ジャケット」を身に付けたり、かぼちゃをペーストにした離乳食を試食したりしました。

「美味しいです」

また、首が座らない赤ちゃんの人形で抱っこの練習も。

そして授業の最後、ついに本物の赤ちゃんと対面しました。

みんなさっき習ったことはできるかな?

「こうがいいかな...いけ、それ。泣かんとおりこうさんやね」

授業には、生後2か月から10か月の赤ちゃん16人が親子連れで参加しました。

生徒たちは赤ちゃんをあやしたり、保護者から子育ての苦労を聞いたりして、理解を深めていました。

「きれいな音がするの好きやね。目で追ったりとか、近くにあったら掴んでみたりとか最近できるようになったかな」

「まんまだよって」「はいあ~ん」「賢い賢い上手上手」

(生徒)
「赤ちゃんと触れ合う経験が今まであまりなかったのですごく緊張したけど、本当にかわいくて、ちょっとの時間だけど、すごく幸せな気分になりました」

(生徒)
「少子高齢化とか色々言われている。それだけ子育てが大変だと思う。僕は (授業を通して)子どもが欲しいなと思いました。大変なことは分かるけど、助け合ってしっかり幸せに変えていきたい」

この授業は、11日も行われます。

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