セブン&アイHD、社名変更へ コンビニ事業に集中する姿勢明確に
セブン&アイ・ホールディングスは、社名を「7-Eleven Corporation」と変更するなど、グループの再編を発表しました。
セブン&アイ・ホールディングス 井阪隆一社長
「2024年度通期連結予想の下方修正や『アリマンタシォン・クシュタール』からの提案など、株主の皆さま含む全てのステークホルダーの皆さまにご心配をおかけしているものと存じます」
セブン&アイ・ホールディングスの井阪社長は発言の冒頭、カナダのコンビニ大手「アリマンタシォン・クシュタール」からの買収提案などに触れ、謝罪しました。
発表されたグループ再編では、現在のセブン&アイ・ホールディングスの社名を「7-Eleven Corporation(仮)」へと変更し、主力のコンビニ事業により集中する姿勢を明確にします。
その上で、イトーヨーカ堂などのスーパー事業や、生活雑貨を取り扱う「ロフト」、ファミリーレストランの「デニーズ」などを傘下とする中間持ち株会社「ヨーク・ホールディングス」を新たに設立します。「ヨーク・ホールディングス」はパートナーとなる企業を選定した上で株式を一部売却し、2025年度中に持分法適用会社化する方針です。