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約1440万円の黒字見込み 2024年の「徳島市のあわおどり」は3年連続で黒字【徳島】

2024年10月23日 18:51
約1440万円の黒字見込み 2024年の「徳島市のあわおどり」は3年連続で黒字【徳島】
徳島市の阿波おどりの実行委員会がきょう開かれ今年の阿波おどりの収支が約1440万円の黒字見込みであることが報告されました。

2024年度で5回目となる「阿波おどり未来へつなぐ実行委員会」が、10月23日に徳島市のホテルで開催され、2024年の徳島市の阿波おどりの収支が報告されました。

それによりますと、チケット収入の増加や開催期間中に天候に恵まれたことにより、補助金などを含めた収入は、2023年より約1億1640万円増えた約3億5243万円でした。

一方で支出については、紺屋町演舞場の復活で会場エリアが拡大し、警備面での人件費が増加したことなどにより約1億300万円増え、約3億2698万円でした。

以上から、税金などを引いた収支はプラス約1440万円で、3年連続で黒字の見込みとなりました。

このため、実行委員会は徳島市から受けていた3000万円の補助金のうち、1000万円を返還します。

また、紺屋町演舞場は入場率が低く桟敷設営費用がかさみ、有料演舞場内で唯一運営費用が約836万円の赤字となりました。

このため委員からは、紺屋町演舞場の桟敷席を差別化する意見や、チケットの半券を使って飲食店でサービスが受けられるようにするなど、対策を求める意見が出ました。

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