「巨大地震注意」受け県内でも動き【徳島】

徳島県内でも「巨大地震注意」発表を受け9日、様々な動きがありました。

県南、海沿いの町・牟岐町では、地震発生に備え町の職員が公用車のガソリンを満タンにしたり、対策本部の機能をすみやかに高台に移転させられるよう備品を運び込んだりと対応に追われました。

●アナウンス
「海水浴のお客様にお願いとご注意を申し上げます」

一方、徳島市の海水浴場では、訪れた海水浴客に注意を呼び掛けるとともに、万が一の時を想定して避難経路を記した案内板を設置するなど、対策が講じられました。

市民の間でも、防災への意識が高まっています。

一部店舗では携帯ラジオや簡易トイレといった防災グッズが品薄となっているほか、こちらのディスカウントストアでは飲料水や非常食などが飛ぶように売れていました。

●買い物客は
Q.備蓄とかされてますか？
「きょうからしよる。急いで」
「近くのスーパーみんな売り切れだったのでここへ来てみました」

また予定通りの開催が決まった徳島市の阿波踊り、市内の演舞場では9日、桟敷の安全性に関する再点検が行われました。

このほか実行委員会では、地震発生に備え、津波避難計画を再確認するとしています。

変わって、9日開幕の鳴門市の阿波踊りでは、スタッフ一人一人にハザードマップが配られ、観客の避難誘導の手順などを確認しました。