駅や空港は帰省ラッシュで混雑 異例のお盆休み、南海トラフ「巨大地震注意」発表中
南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表されている中でのお盆休みとなっていますが、駅や空港では、ふるさとなどに向かう人たちで混雑しています。
広島旅行に向かう親子「(地震で)ギリギリまでどうなるかなと思っていたけど、とりあえず新幹線が動いているので。暑いのでサンダルと思っていたけど、いざというときのために運動靴にした」
兵庫に帰省の親子「西日本に帰って大丈夫かなというのはあるけど、よりによって、こんな時期に(地震)来たので」「おばあちゃんの家に行って、USJに行って楽しみたい」
JR各社によりますと、10日が下りのピークで、東海道新幹線では東京発の指定席は午前中ほぼ満席となり、午後は空席が少なくなっています。
また、JR東日本は台風5号が東北地方に接近する影響で、12日は東北・山形・秋田の各新幹線で遅れや運休が発生する可能性があるとして、最新の運行情報に注意してほしいとしています。
空の便では、日本航空と全日空で羽田空港から各地へ向かう便が10日、混雑のピークを迎え、ほぼ満席となっています。
長崎に帰省する家族「夫のご両親がいるので、帰って夏を一緒に過ごそうかなと。年に1回しか、夏のときにしか会えないから、せっかくだから行こうと決断しました」
一方、高速道路は午後になり、下り線の渋滞は解消に向かっています。日本道路交通情報センターによりますと、午後3時現在、東名高速は大和トンネル付近を先頭に9キロの渋滞となっていますが、中央道では渋滞はほぼ解消され、おおむね順調に動いているということです。