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「暴行と死亡の因果関係が立証困難」 傷害致死から傷害に罪名変更【徳島】

2024年9月12日 18:00
「暴行と死亡の因果関係が立証困難」 傷害致死から傷害に罪名変更【徳島】
2023年9月、男性に暴行を加え、死亡させたとして傷害致死の罪で起訴されていた徳島市の男について、徳島地検は、「暴行と死亡の因果関係が立証困難」として、罪名を傷害に変更したと発表しました。

起訴状などによりますと、徳島市の被告の男性(52)は2023年9月、徳島市の飲食店で一緒に食事をしていた60代の男性と口論になった末、店の外で男性を押し倒して、馬乗りになり、顔を繰り返し殴ったということです。

60代の男性は意識不明の状態で病院に運ばれましたが、翌朝、頭蓋内出血で死亡、被告の男性(52)は、傷害致死の罪で起訴されました。

しかし徳島地検は9月11日、「補充捜査の結果、暴行と死亡の因果関係が立証困難」として、起訴罪名を「傷害」に変更したと発表しました。

詳しい理由については、「証拠に関わる」として、明らかにしていません。

(50秒・了)

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