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「承諾殺人ではなく嘱託殺人」と弁護側は主張 承諾殺人の罪に問われている女の初公判【徳島】

2024年6月21日 18:45
「承諾殺人ではなく嘱託殺人」と弁護側は主張 承諾殺人の罪に問われている女の初公判【徳島】
職場の元同僚女性を心中目的で包丁で刺し殺害したとして、承諾殺人の罪に問われている女の初公判が6月21日、徳島地裁で開かれました。

起訴状などによりますと、大分県佐伯市の無職の女は、2024年3月、徳島市鷹匠町のホテルの一室で、職場の元同僚の女性の同意を得た上で、殺意をもって包丁で首を刺し殺害した承諾殺人の罪に問われています。

6月21日の初公判で、女は、「2人で自殺しようと思ったが、 なかなかできなかった。相手の女性から頼まれて刺した」と述べ、弁護士は、「頼まれて犯行に及んでいることから、承諾殺人ではなく嘱託殺人だ」と主張しました。

冒頭陳述で検察側は、2人は交際関係だったとした上で、「被告が被害者に『渦潮でおぼれて死のう』と提案し徳島を訪れた」と徳島に来た経緯を述べました。

被告人質問で女は、「取り返しのつかないことをしてしまい申し訳ない。後悔している」と述べました。

次回公判は7月29日に開かれます。

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