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熊本県が台湾の大手金融グループと包括連携協定 TSMCと取引の台湾企業も熊本進出

2024年8月20日 12:18
熊本県が台湾の大手金融グループと包括連携協定 TSMCと取引の台湾企業も熊本進出
熊本県は19日、台湾の大手金融グループ、中國信託フィナンシャルホールディングとさまざまな分野の交流促進に関する包括連携協定を結びました。

協定の締結式では、中國信託フィナンシャルホールディングの高麗雪社長と木村知事が協定書に署名しました。中國信託フィナンシャルホールディングは、台湾の民間銀行最大の資産規模がある中國信託商業銀行や東京スター銀行などを傘下に置く大手金融グループで、自治体との包括連携協定は熊本県が初めてです。

協定は経済、観光、スポーツなどの分野で交流を進めることで、お互いの経済発展を図ることを目的にしています。
県内にはTSMCの進出以降、台湾から多くの人が訪れ、またTSMCと取り引きする台湾企業も進出しています。高麗雪社長は、「熊本県と協力して工場進出や投資を考える台湾の優秀な企業を支援したい」と話しました。

また傘下の企業が、野球やバスケットボールのプロチームを所有していることから火の国サラマンダーズや熊本ヴォルターズとの交流も期待されています。