【春の風物詩】球磨川で稚アユすくい 河口で網を使ってすくい上げ上流に放流
八代市の球磨川で4日、八代地方の春の風物詩「稚アユすくい」が行われています。
■楠本智章カメラマン
「八代市の球磨川堰です。アユの稚魚が勢いよく飛び跳ねています」
ダムや堰があり稚鮎が川を上ることが難しいため、球磨川漁協は河口近くの球磨川堰でいったんすくい上げ、上流に放流しています。4日は漁協の組合員が体長6センチ、重さ3グラムほどの稚アユを網ですくい上げました。そして約14万匹を水槽を乗せたトラックに積み込み、人吉市と相良村に放流しました。
今年は天候に恵まれ水温も安定し、連日たくさんの稚アユが川を上っているということです。稚鮎すくいは5月中旬まで続き、約300万匹を放流する予定です。
最終更新日:2025年4月7日 10:34