九州初!ローソンのからあげ揚げた油 配送車のバイオディーゼル燃料に
脱炭素社会へ向けて活用が期待されるバイオディーゼル燃料。県内のコンビニエンスストアで、このバイオ燃料を使った九州初の取り組みが始まりました。
熊本市中央区のガソリンスタンド。
トラックに給油する何気ないシーンですが…。
■KKT山本紗英子アナ
「給油されているのはバイオディーゼル燃料。このからあげなどを揚げたあとに出る油から作られたものです」
コンビニ大手ローソンが20日に始めた実証実験。店の廃食油から製造したバイオディーゼル燃料を弁当や飲料を運ぶ配送車に使います。配送先は県内のローソン約10店舗が対象で、九州エリアでは初めての取り組みです。県内で出た油を県内で製造し、県内で使用する地産地消型のリサイクル。
■ローソン SDGs推進室・三浦弘之マネージャー
「より地域に密着した形で社会貢献できるような取り組みとして、今回の実験が熊本県のみなさんに受け入れていただければ」
今後実証実験を検証し、導入エリアの拡大も検討するということです。