80代の参加者も 神輿を担いで海を泳ぐ伝統の裸まつり 4年ぶりの通常開催
「大寒」の20日、天草郡苓北町で伝統の裸まつりが行われました。
裸まつりは無病息災を祈願する伝統行事で、400年ほど前、悪病が流行した際、山伏が海に入り、みそぎをして病魔を退散させたのが始まりとされています。
新型コロナの影響で、2021年から去年までは神事と海に入るみそぎだけでしたが、今年は4年ぶりの通常開催となりました。
今年の裸まつりには20代から80代の25人が参加。神事の後、神輿を担いで海に入り、大勢の人が見守る中「がんばれ」の声援を受け、約300メートルを泳ぎました。そして地区の家を回り、1年間の無病息災を祈願しました。