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TSMC進出で半導体関連コース新設も 熊本県立技術短期大学校と崇城大学で入学式

2024年4月5日 20:04
TSMC進出で半導体関連コース新設も 熊本県立技術短期大学校と崇城大学で入学式
県立技術短期大学校 半導体関連学科新設

5日、熊本県内の大学では入学式が行われ、学生たちは期待と不安を胸に新たな生活をスタートさせました。

菊陽町にある台湾の大手半導体企業、TSMCの工場のそばにある県立技術短期大学校。入学式には新入生100人が出席しました。

短期大学校ではこれまでの4つの学科に加え、今年度から新たに「半導体技術科」を新設。半導体製造に関する技能や技術などを学び、実践的な技術者の育成を目指します。
■尾原祐三校長
「TSMCの熊本進出は、熊本のみならず九州にとってもシリコンアイランドの復活の大きなチャンスになると期待されています。その工場が技大と隣接する場所に建設されたことは、本学にとっても大きなチャンスになりました」

新入生は基礎知識を学んだあと、半年後に希望する学科に進むということです。
■新入生
「半導体の専門の分野はもちろん、自分は英語が苦手ですが、そういう関係だと英語が必要になってくると思うので、英語を重点的に勉強していきたい」

■新入生
「2年ってすごく短いので、その2年でたくさんのことに挑戦していこうと思っています」

また、熊本市西区の崇城大学では、大学・大学院あわせて802人が入学しました。今年は、5年ぶりに保護者を招いての式となりました。

■新入生代表 薬学部薬学科 松原奈央さん
「私はこの入学の感激を忘れることなく、崇城大学の精神と学風を尊重し、学則をはじめ諸規則を守り本大学の発展に努力する決意であります」

■新入生
「やっと大学生になれるなという感じがしてうれしいです」
■新入生
「新しく友達が出来るか心配なので、いっぱい話しかけて友達が出来るよう頑張りたい」
■新入生
「将来の夢に向かって、1日を無駄にしないように頑張っていきたい」

新しい生活への期待を胸に、学生たちは、新たな一歩を踏み出しました。