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【新紙幣】千円札の北里柴三郎 出身の熊本で記念展示会 1億円の重さ体験も

2024年6月19日 19:05
【新紙幣】千円札の北里柴三郎 出身の熊本で記念展示会 1億円の重さ体験も

7月3日に20年ぶりとなる新紙幣が発行されます。千円札の顔に選ばれたのは、小国町出身の北里柴三郎です。新紙幣の発行を記念した展示会が熊本市で始まりました。

19日から展示会が始まったのは、熊本市中央区の鶴屋百貨店です。
■清家康広アナウンサー
「発行まで14日、新紙幣発行を記念して展示会が行われています」

7月3日に発行される新紙幣のうち、千円札には小国町出身の細菌学者、北里柴三郎の肖像画が採用されます。

会場に展示されているのは、紙幣の製造工程を紹介するパネルです。紙幣には偽造防止の技術が用いられますが、今回新たに採用されたのは「3Dホログラム」です。見る角度によって肖像画が回転する最先端技術で、銀行券に採用されたのは世界で初めてです。

また、肖像画の下絵のレプリカも全国で初めて公開されています。

さらに、こんな体験コーナーもあります。
■清家康広アナウンサー
「実際に1億円のレプリカを持たせていただきます。結構ずっしりきますね。これが1億円の重み」

紙幣の重さは1枚、1グラム、1億円で10キロあります。
■北里柴三郎記念館 北里英郎館長
「是非これを機に、お札の柴三郎が何をした人なのか、そういう人となりを知るためにも小国の記念館に来ていただきたい。大変な誇りだと思います」

この展示会は6月24日まで鶴屋で開かれています。