天草の漁師が「紫色のナマコ」発見 突然変異種か地元の水族館で飼育
水槽の中でゆっくり動いているのは…。サツマイモではなく、実は「ナマコ」なんです。
上天草市にある海中水族館「シードーナツ」。
■飼育員・山中大葵さん
「はっきりとは分からないが突然変異で身体が紫色になっていると思われます」
1月15日に天草市牛深町の久玉湾で見つかったという、このナマコ。食用として販売されている「マナマコ」の突然変異種とみられています。
■飼育員・山中大葵さん
「とってくれた漁師さんも33年間漁をしていて初めて見た(と言っていた)」
ベテラン漁師もびっくり!体の色素が白い突然変異「アルビノ」のナマコと並ぶと、鮮やかな紫色がよくわかります。サツマイモのような姿に訪れた人も思わず…。
■熊本市から来た子ども
「なんか折って食べられそう」
この珍しいナマコ、食べずにシードーナツで大切に飼育されるということです。
■飼育員・山中大葵さん
「どうしてもナマコというのでみんなの目にとまりにくいのでぜひシードーナツにナマコを見に来てほしい」