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「早めの避難を」住宅地が隣接 立田山で山林火災を想定した訓練 熊本市

2025年3月4日 12:22
「早めの避難を」住宅地が隣接 立田山で山林火災を想定した訓練 熊本市

相次ぐ山林火災への対応力を高めようと2日、熊本市の立田山で山林火災を想定した放水訓練が行われました。

訓練は、3月1日から始まった春の全国火災予防運動の一環として、熊本市北消防署などが実施しました。

2日は、北消防署と近隣の8つの消防団から約80人が参加し、立田山で山林火災が発生した想定で、400メートルほど離れた防火水槽から水を引き込む送水訓練や、実際に山林に放水する放水訓練、指揮系統の確認などを行いました。

また、訓練が行われた山林には住宅地が隣接していて、住民が見学に訪れていました。
■龍田西校区第四町内自治会 福野久男会長
「山火事が起きると、この団地は全滅するような感じで、緊張感を持っていると思う」

■熊本市消防団第13方面隊 岡本伸也隊長
「火災が起きたらとにかく避難していただく、それが第一。山火事はとにかく(火が回るのが)早いですから、早めの避難をこころがけていただきたい」

最終更新日:2025年3月4日 12:22
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