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室内に吊るされた姿は「色鮮やかなカーテン」阿蘇の農家で冬の保存食「かき餅」づくり

2025年1月27日 19:05
室内に吊るされた姿は「色鮮やかなカーテン」阿蘇の農家で冬の保存食「かき餅」づくり
阿蘇市の農家で今、昔ながらの冬の保存食「かき餅」づくりが行われています。

阿蘇市黒川の髙﨑克也さんの自宅では、空気が乾燥するこの時期にあわせ、家族でかき餅をつくっています。

赤や黄色などの食紅で色づけした餅を厚さ5ミリ、長さ12センチほどの短冊状に切ります。その後、一つ一つ丁寧にひもで室内に吊るし、2週間以上、乾燥させると「かき餅」ができ上がります。

髙崎さんの自宅では、30キロのもち米で600枚ほどをつくる予定で、吊るされた「かき餅」は、色鮮やかなカーテンのようになりこの時期の風物詩となっています。

■髙崎フミ子さん
「子どもや孫たちが来た時に、お土産にあげるのが楽しみです」

「かき餅」は七輪で焼いたり油で揚げたりすると、おいしく食べられるということです。

最終更新日:2025年1月27日 19:05