「6日の県議会で去就を質問」蒲島熊本知事の5期目出馬は?自民県連会長
12月の定例熊本県議会が1日、開会しました。4期目の任期が5か月を切り、去就が注目される蒲島郁夫知事。自民党県連の会長でもある前川議員は、6日の一般質問で知事の去就について質問することを明らかにしました。
12月定例県議会には、総額約104億円の一般会計補正予算を含む47議案が提出されました。今回の県議会で注目されるのが蒲島知事の去就です。4期目の任期満了まで5か月を切った蒲島知事は、来年の知事選に出馬するかについて「12月県議会で議員からの質問があれば答える」としています。
こうした中、最大会派・自民党の前川收議員は、一般質問初日の12月6日の一般質問で去就について質す考えを明らかにしました。
■自民党 前川收議員
「年間県民のために頑張っていただいたというのが我々の率直な思い。5期目に臨んでいただきたいという思いを込めて、進退についてお尋ねしたいと思っている」
県選挙管理委員会によりますと、熊本県政で知事を5期務めた人はこれまでいないということです。
■蒲島郁夫知事
「県民のために自分はどう行動すべきか、それが最大の判断なので、それに沿って熟慮している」
熊本地震、熊本豪雨からの復興やTSMCの熊本進出など「良い流れをとめない」ことを重要視してきた蒲島知事。5日後、どのような判断をするのでしょうか。